ちょいp !

(前回からのつづき)
 そして全員の視線が鋼鉄レイザーに集中する。ただならぬ雰囲気が辺りを包む。
「・・・・ ・・・・」
なんという度胸だろう。鋼鉄レイザーは眉ひとつ動かさずに言い切った。
かと思えば鋼鉄レイザーのように毎日あきもせず、三回まわって
「・・・・ ・・・・」
と言っているやつもいる。何かに取り付かれいるとしか思えない。
 そうこうしているうちに時間は過ぎ、つまり我々人類の寿命も刻一刻と単調減少する中、
「Instagramに再びログインできたのはいいけど使い道が分からない(今更)」
と言ってしまうところが25さんらしいといえば25さんらしい。
 次の瞬間、全員がたにわきの言葉を思い出す羽目になった。
「うっかり鬼滅の年賀状を注文しそうになったけど直前で思いとどまれるほどにはまだ冷静だ。映画の物販が明日再入荷されるらしく仕事終わり寄ってみるかという気持ちといま戦っている。」
後悔先に立たず、よく言ったものである。
そういうこともある、誰もがそう思ったとき、
「北斗リバイブの月末ガチャ、新サウザーなのに仮面つけて顔が見れない。 がっかりを通り越して激萎えしてる。 ガチャばっかりどんどん増やして、ゲームそのものが面白くなくなってしまったし、何か面白い暇潰しがあったらそっちに乗り換えたいかも…。 でもなかなか面白そうなものがないんだよね。 真北斗無双モバイルは一応リリースされたらやってみようと思う。 結局ソシャゲだから同じようなものなのかもしれないけど。」
えむが声を荒げた。後日談だが、この発言のことをえむは忘れたがっているらしい。
(つづく)